【作品解説】ロッカクアヤコ|Rokkaku Ayako《Untitled 2(無題2)》

news
Screenshot

Ayako Rokkaku|ロッカクアヤコ

Profile

ロッカクアヤコ(Ayako Rokkaku)は、独学で絵画を始め、筆を使わず指で絵具を直接のせる独自の技法で知られる現代アーティスト。ヨーロッパを中心に国際的な人気を獲得し、ライブペインティングや大画面の作品でも精力的に発表してきました。2023年には上海のLONG MUSEUM(West Bund)で大規模個展「Close to Your Treasure」を開催、同年ベルリンのKÖNIG GALERIEでも個展「CUTE. WEIRD. FREE.」を行うなど、国際舞台での露出が続いています。

ロッカクアヤコ

Ayako Rokkaku|ロッカクアヤコ《Untitled 2(無題2)》

本記事で取り上げる作品は、biscuit gallery online shop掲載の《Untitled 2(無題2)》です。ロッカク作品に特徴的な、指先のストロークによるリズム感と、色層が重なり合う即興性の高さが見どころです。*販売・在庫等の詳細は商品ページをご確認ください。

ロッカクアヤコ|Rokkaku Ayako《Untitled 2(無題2)》

作品の形式

指による直描きと色層
ロッカクは筆を使わず、指で絵具をのせる“ダイレクト・ペインティング”を一貫して用います。下描きを置かずに即興的に画面を組み立てるため、色のにじみや引っかき、推移の跡そのものが絵のリズムとなり、平面でありながら運動感を伴う色の帯が生まれます。こうした方法論は、彼女の経歴(独学・ライブ性)と密接に結びつき、近年の個展でも大規模なスケールで展開されています。

モチーフ(主題)の意味

“かわいさ”とスピードの同居
ロッカクの画面には、少女像、花や蝶、抽象化された植物のうねりなど、物語性を感じさせる要素が頻出します。強い発色と分厚いストロークが“かわいさ”の奥にスピード感や野性味を呼び込み、表層の軽やかさと同時にエネルギーの密度を生みます。こうした二面性は、KÖNIG GALERIEやLONG MUSEUMの展示風景からも読み取ることができます。

技法と支持体の読みどころ

テクスチャーが語る“手の軌跡”
ロッカク作品の魅力は、色面の重なりが生む厚みと、指先が走った“軌跡”の物質感にあります。とくに光を受けたときの微細な凹凸や、ストロークの端で起きる色の混ざりが、再現画像以上に実物で印象を変えます。展示・収蔵環境では、直射日光の回避や、支持体に応じた湿度管理を行うと、発色とテクスチャーの鮮度が長持ちします。(一般論)

市場動向メモ

グローバルな個展・フェア出展:KÖNIG LONDONでの「IMAGINATION FOR FLYING ADVENTURE」、FRIEZE LOS ANGELES への出展など、近年の国際露出が市場認知を押し上げています。

作品スペック

Artist:ロッカクアヤコ|Rokkaku Ayako
Title:Untitled 2(無題2)
Year:2022年
Edition:120
出版:アダチ版画
Medium:木版画
Size:各図 40.0×28.0 cm(三枚続)
備考:作家サイン入り、額付

作品購入のご相談

本作品は「art on」取り扱い作品です。
備考:額装込み

 購入はこちら

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました